カラーのお話(長い)

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恐ろしい事態が起きました。





ブログ始めてきっかり3日で更新が止まってる。


三日坊主としては100点満点なのではないでしょうか。お手本のような三日坊主っぷり。
うわぁ、前回の記事で「継続は力なり。(ドヤッ)」って書いちゃってるよ。



基本的にブログは通勤中の電車内で書いてるのですが、最近エミネムのLose yourselfを練習してるんです。電車内でブツブツいいながら。美容の練習しろって話なんですけどね。



文章書こうと思ったらマザファカとか言い始めるもんだからなかなか集中出来ない。
エミネムが離してくれない。


気を取り直して、今日はカラーの仕組みのお話。美容師の方は知ってると思うので静かにしてるかハサミでも研いでてください。


カラーの仕組み

白髪染めとか、ファッションカラーとか、ブリーチとか、色々あるんですけれどもね。

そもそも、カラーの仕組みって言うのはこの様になってます。

退屈そう?大事なところなので飛ばさず読め!!


脱色と染色

黒髪に色を入れるには髪の毛を明るくする必要があります。

髪を明るくするということは、黒髪の成分であるメラニン色素を破壊します。

メラニン色素を破壊すると髪の毛がダメージします。

ですが、明るくしないと色は入りません。

画用紙で例えるなら、黒い画用紙に色のついた透明のフィルムを乗せてもたいして色は変わらないよって事です。

なので、一般的なファッションカラーを髪に乗せると、脱色と染色が化学反応で同時に行われます。


大切なのは、ダメージとどううまく付き合っていくかです。


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はい、こちらをご覧下さい。

一般的に黒髪は大体4~5レベル

この状態に10レベルのアッシュを乗せると、地毛が10レベルまで明るくなります。

つまり脱色ですね。

そして時間を置くと、10レベルまで上がった髪の毛にアッシュの色素が入っていくわけですね。

つまり染色です。



画用紙で例えるなら、
10レベルの茶色の画用紙にアッシュのフィルムを乗せると…


最終的にこういう仕上がりになります。

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そして、色が抜けると10レベルの茶色に戻る。という感じになりますね。


もしこれがブリーチ毛で同じ色を乗せたら、つまり白に近い画用紙に同じ色を乗せたら…


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こういう仕上がりになります。


色味を表現する上で、地毛がどの程度の明るさになっているかで使う薬剤は大きく左右されます。


さらに言えば、一人一人の髪質によって明るくなりやすいのか、色は入りやすいのか、色が抜けたときにオレンジ色に寄りやすいのか黄色に寄りやすいのか、ダメージレベルは現在どの程度か…といった条件を計算しながら施術を行っていきます。

以上が一般的なアルカリカラーの特徴となっております。

その他に塩基性カラーやマニキュアといったカラー剤の種類も含まれてくるのですが、それはまた次の機会に!!